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日常(62)     そのた(6)    
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2013.12.26   comment (0)
ほんとうは
(ss/金さんだけど気持ち的に銀さんで断片走り書き)

「私ばっかが金さんを好きなんだ・・・私ばかりが、金さんだけを必要としているんだよ・・・」
私らしくない言葉だった。けれどこの日はなんだか、言ってしまいたい気分だった。
そしてその言葉に金さんはちょっと目を見開いてから、その目を緩やかに細めて言った。
「俺だってお前しか要らなねェよ」
一瞬、時が止まったようだった。聞き間違えかと思うほどで、その言葉に私はてとても嬉しく舞い上がってしまいそうに・・・・・・・・・・・・ならなかった。
なんでだ。いつもだったら聞けないような言葉で、金さんからそんなことを言われた日にゃ意外と乙女思考の私は歓喜するはずだ。
でも、ずいぶんと違和感だった。もやもやと蟠るみたいな・・・。
「・・・・・・ま、またまた~金さんにはいっぱい慕ってくれる人がいるじゃないか!」
私はうまく言葉を返せなくて、冗談にして流そうとしてしまった。
金さんが目を開ける。その薄く開く瞳の鋭さに、ドクリと心臓がはねた。
「お前ェは、俺の言葉が信じられないのか?」
あぁ・・・なんだろう、これは。なんなのだろう。
この人は誰だろう。私の知っている人じゃない。いや、確かに私はこの人を知っているんだけど、でも。
ぐるぐるとそんな思考がどこまでも回ってる。
「・・・・・・・・・うん」
金さんが笑った。
優しいはずの笑顔に、寒気がした。
この人から助けてくれ、私は咄嗟に思ってしまった。けれど、それで浮かぶのもこの人だ。
金髪のサラサラヘアー。洞爺湖と書かれた木刀を提げて・・・マダオの癖にご都合よく現れちゃうみんなのヒーロー。
ってあれ、金さんは洞爺湖なんて提げてないし、マダオって、いやいやこの人そんなんじゃぁないって・・・・・・・・・。
「なんで・・・・・・」
視界はそこで、ブラックアウトした。




本当は、(↑のとは全く関係ない)メリクリの坂田夢を上げる気満々でいたんですが、書いているうちに落としどころを見失ってしまったんで、来年のストックになりました。(オイ)ちなみに↑のやつは、金魂篇自体うろ覚えの中、雰囲気で書いているので、なんかキャラの考察不足というか、間違っているような気もしますが、スルーしてください。
せっかくのイベントごとにサイト始まって以来、初のイベント夢にもかかわらずOP夢じゃないという暴挙に出ながらも乗る気でいたのに、結局乗れないこのどうしようもないクオリティで年の瀬をすごします。
言い訳すると、OPはなんていうか、私の中であんまり季節感がありません。対して銀魂は桜とか、なんか四季折々の風情があるんですけど、OPは不思議な季節感のイメージがあるので、なかなか時季夢は思いつかないんですよね。逆トリップではイベント夢をやる気は今のところありませんし(番外は基本考えない人間なので、やるなら本編に関わっちゃうっていう)、いつになったらイベント夢できるんだろうって感じですけど。
コレが今年の最終更新か、もしくは余裕があれば連載のほうで誰かの夢を上げるかもしれませんが、期待しないでください。(・・・)両手と片足で足りる数枚しかないはずの年賀状がいまだに書き終わってない体たらくですし、たぶん無理です。最後までgdgdなかんじで終わります。

それでは、よいお年をお迎えください。

14/1/17 デフォ名を、まぁ生存の走り書きだしそのままでもいいかなァと思っていたんですが、一応、何食わぬ顔でさらっと変換なしに直しました。
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