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日常(62)     そのた(6)    
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2013.12.03   comment (0)
天才と秀才
(krk/唐突に光帝中時代の赤司とgdgdセリフだけ)

「私ね、赤司の気持ちは案外分かるように思うよ。なにかを始めると突き詰められずには居られなくて、完璧でないと腹立たしくて、それこそいつだって登り詰めていないと気がすまないんだ。ただ、私は優秀じゃなかったから諦めることを覚えてしまって、赤司のようにはなれなかったんだけどね」
「・・・君が優秀じゃないと言うのは、いささか謙遜が過ぎると思うけど」
「そうかな?」
「授業中は爆睡、だというのに大した勉強時間も取らないで学年上位に食い込む人間を優秀じゃないとはとても言えないね。必死に勉強している人が憤慨するよ」
「あぁ、うん、そうか・・・じゃあ訂正するよ、私は"天才"じゃなかったからね。たとえ過大評価して私が"秀才"ではあったとしても、秀才は秀才でしかなくて、天才は天才でしかない。あ、あと、他の人たちはそれを補ってあまりある魅力があるから、別にそれでいいんだよ」
「・・・しかし、その言い方じゃあまるで君に魅力がないみたいだ」
「まるでもなにも事実だからね。私には片目瞑って見積もった"秀才"というくらいの肩書きしかないのさ」
「そうかな」
「そうだよ」
「オレはそうではないと思うのだけど」
「・・・他ならぬ赤司の言葉だから肯定したいのだけど、自分に嘘を吐くのは難しいかな」
「・・・ふむ、君と話す時間をオレは有意義だと思っているから、そういう面で君は確かに、魅力的であると言えるはずなんだよ」
「・・・うーん、赤司に言われてもなぁ」
「オレの評価は限りなく正当だよ」
「・・・えーと、赤司に評価されてもなぁ」
「オレの評価じゃ不服かな」
「いや、何よりなんだけどもさ、赤司は目の付け所が変わっているから、素直に喜べないんだよね」
「心外だな」
「ごめんって」
「・・・オレは誰よりも君を観察していると自負しているし、君の魅力に一番気付いている人間だと思っているんだけど?」
「す、ストップ赤司」
「なんだい?」
「他意がないのは十分承知しているんだけど、あまりストレートだと誤解する人間もいるんだよ」
「・・・つまり?」
「つ、つまり・・・赤司みたいな人は十分に言葉を選んでくれないと」
「選んでいるよ? 十二分に」
「・・・からかうにしては性質が悪いよ」
「オレが冗談を嫌うことくらい君ならよく分かっているだろう」
「赤司はそんなことを言って時々、至極全うであるかのように装いながらひどい冗談を言うからね」
「そんなことあったかな」
「その笑顔が何よりの証拠なんだよ」
「言いがかりはよしてくれ」
「あーあ、そんなこと言ってさあ、埒が明かないよ・・・」
「明ける気がないからね」
「まぁたそんなこと言うんだからさあ。赤司ってば性質が悪いよねえ」




外出して電車に乗っていたら脳内でいきなり赤司くんと主人公がしゃべり始めたので(えっ?)携帯でぽちぽちしていました。特別接点があるわけではないけど機会があると気軽にしゃべっちゃうみたいな微妙な距離感の主人公。でも赤司のほうは臆することなく言葉をかけてくる主人公に興味を持っているというか、主人公は赤司のことを「天才である人間」として完全に別格視しているんだけど、「天才である前に人間である」とちゃんとその才能に眩むことなく一個人一人間扱いでごく平等に接するから赤司くんはついつい楽しくなっちゃうみたいなそんなアレ。(どれだよ)最初は僕で打ってたんですがまだ危うさの(少)ない紳士然とした光帝中のイメージだったのでオレにしましたが完全にイメージの産物で赤司くんまるでつかめない。ぶっちゃけ僕のほうが紳士っぽい性格にはしっくりくるんだけどな。赤司の場合反対なんだよなぁ。
拍手に置いてもいいかなと一瞬思ったけれどこれっぽっちもサイトのジャンルじゃないしこれから先もしジャンルになるとしてもだいぶ遠くてたぶん一向に日の目を見ないと思うのでさらしておきますん。もしかしたらリサイクルされて短編になるかもしれなくもないけど予定はいつまでたっても未定。しかし前半部のメモを手違いで白紙に上書きしたときの怒りのやりどころのなさったらなかったよね。セリフだけでよかったよほんと。
書いてたポイントとしては赤司くんは自分の能力の高さを決して否定しないということとさらりと主人公を口説かんとしているところなんだけれど言いたいことというか書きたいことよく分からなくなったよね。でも普段からこんなに喋らせたいことがぽんぽん出てきたら困ることないのによ・・・中学赤司はしゃべりたがりなところがあるような気がしなくもない。というか相手をどうにかやり込めたくてどこまでも舌戦するというか。

ちなみに拍手のお礼をそろそろいい加減どうにかしようとああだこうだしていたんですがまーCSSが反映されないされないでパーンしそうだったんですけど指定の仕方が悪かったっていうね。まあそんなこととは思ってたよちくしょう。
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